基本的な体型
Body Type
マンクスは 尾の欠損(短尾・無尾) が最大の特徴で、古くからイギリス・マン島で自然発生した猫種です。
マンクスは中型で筋肉質、力強いコビータイプ。
胴は短く、幅広く、骨格は非常に頑丈。
胸は深く広い。
後肢が前肢より長いため、背線は**後方に向かって傾斜し、丸いランプ(後躯の丸み)**を形成する。
全体として「丸くコンパクトで力強い体型」。
頭部・顔の特徴
Head & Facial Features
頭部: 丸く大きい。頬は発達し、特にオスはふっくらして見える。
耳: 中型で先端は丸みを持ち、頭部の上部にバランスよく配置。
目: 大きく丸く、表情は親しみやすい。
色はコートカラーに調和する。
マズル: 丸みを持ち、顎は力強い。
被毛
Coat
質感: ダブルコート。
ショートヘア: 密で弾力があり、やや硬め。
ロングヘア(別名シムリック / Cymric): 柔らかくふんわりしており、飾り毛やラフがある。
色とパターン: すべてのカラーとパターンが許容。
尻尾
Tail
マンクスは尾の長さにバリエーションがあるが、ショーにおいては 完全な無尾(ランピー) が最も理想とされる。
ランピー(Rumpy): 完全に尾がない。
ライザー(Riser / Rumpy Riser): 尾骨が1〜3個残るが、手で感じる程度。
スタンピー(Stumpy): 明確に短い尾がある。
ロンギー(Longy / Tailed): 普通の長さの尾。繁殖には使われるがショー評価はされない。
性格
Temperament
マンクスは穏やかで忠実、人懐っこい猫です。
落ち着いていて家庭猫として非常に適している。
遊び好きで、犬のように物を取ってくる習性を見せる個体もいる。
他のペットや子供とも調和しやすい。
健康と繁殖
Health & Breeding
尾の欠損は自然な突然変異だが、両親とも完全な無尾を掛け合わせると「マンクス症候群(脊椎や神経の異常)」のリスクが高まる。繁殖ではランピーとスタンピー、またはロンギーを組み合わせ、健康な骨格を維持することが重要。
健全な丸い体型と尾の長さの多様性を維持することが大切。
審査基準(TCC配点例)
Judging Criteria (TCC Sample Allocation)
尾(短尾・無尾の形態、理想はランピー):30%
ボディ(丸み・骨格・筋肉):30%
頭部(形・目・耳・表情):20%
被毛(質感・密度・色):15%
性格・印象:5%
